西丹沢 世附川 沖ビリ沢・樅ノ木沢

Category : 沢登り
【日程】5/14
【場所】西丹沢 世附川 沖ビリ沢・樅ノ木沢
【メンバー】3人
【形態】沢登り





【14日】曇

急遽1日だけ山に行けることになり、沢シーズン開始ということで沢に行くことに。
丹沢の沢は以前から気になってはいたし、ヒルシーズンに入る前だったのでこの機会に沖ビリ沢・樅ノ木沢に行くことにした。

07:40 山伏峠バス停

山伏峠を出発しようとした時に行動食を買い忘れていたことに気が付き、コンビニへ戻る。
沢でひもじい思いをするところだった。

08:10 水ノ木分岐

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水ノ木分岐

「水ノ木分岐」と書かれた標識が出てきて、西丸方向へトラバースしていくトレースが付いていたので、
これかと思いそちらへ進む。しかし、このトラバース道はあまり良いものではなかった。
この尾根の付け根にベンチのある場所があるので、そこまで上がって尾根を下るのが一番良かった。

08:45-08:55 沖ビリ沢下降開始

水ノ木分岐と西丸の鞍部から沖ビリ沢へ。暫く下ると綺麗なナメの流れに合流し、続くナメ床を下っていく。

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沖ビリ沢の綺麗なナメ

さらに下っていくと4段滝や釜を持った7m滝が現れるがトラロープがフィックスされているので下降に問題は無い。

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釜を持った7m滝

その後はしばらく単調な河原を降りて行き、最後に沖ビリ沢出合にある4m滝を降りて沖ビリ沢下降が終了した。
沖ビリ沢は非常に短いが美しいナメを持つ癒し系の沢だった。

09:55 沖ビリ沢下降終了

次は樅ノ木沢入渓地点である樅ノ木沢橋を目指して金山沢林道を下る。

10:30-10:40 樅ノ木沢入渓

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樅ノ木沢入渓後すぐの4x5m滝

樅ノ木沢入渓後にすぐに4x5m滝が現れ期待させられるが、
その後は1時間近く何もない河原歩きとなる。
しかし、ミニ瀞のような釜を持つ4m滝から樅ノ木沢の見どころが連続していく。

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CS状7m滝手前の4m滝

この4m滝は釜を腰ぐらいまで使って滝に取り付く。滝自体は簡単だ。
そしてこの滝を越えるとすぐに今回の核心であるCS状7m滝となる。

11:25-11:40 CS状7m滝

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CS状7m滝

直登するか巻くか悩みつつ近寄ってみたらいつの間にか上まで抜けていた。
気休め程度のセルフを取り後続にロープを出し、全員この滝を越えた。

さらにミニ両門ノ滝を越えるとナメ床となる。

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ミニ両門ノ滝

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ミニ両門ノ滝の後のナメ

今回は参考にした遡行図に従い、二俣を左俣に進み、奥ノ二俣は右沢へ進む。水がかなり細くなってきて5m滝や7m滝が現れるが、地味に悪い。

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5m滝

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7m滝

最後の詰めは短いものの高度をどんどん上げ、東海自然歩道に抜ける。
稜線に抜ける直前で、稜線にいた登山者から「大丈夫ですかー!?」と声を掛けられた。驚かせてしまってすみません。

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最後の詰め

13:20 東海自然歩道

沢装備を解除して山伏峠へ。

この日、道志村トレイルレースが開催されており、山伏峠はそのポイントとなっていた。
スタッフが制限時間超えのリタイア参加者を待っており、間違えられて拍手で迎えられた。

15:05 山伏峠バス停

石割の湯へ汗を流し、ソフトクリームを食べて帰路に就く。

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石割の湯でソフトクリーム

小同心クラック〜大同心南稜継続

Category : アルパインクライミング
【日程】1/8
【場所】八ヶ岳、小同心クラック〜大同心南稜
【メンバー】2人
【形態】積雪期バリ





【8日】曇のち雪

07:15 赤岳鉱泉

HKさんを先頭にしてしまい、ハイペースで登っていく。
大同心手前で先行パーティが見えてからさらにペースが上がる。
45分で大同心基部に着いてしまった。

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大同心

08:00 大同心基部

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大同心基部をトラバース

08:40-09:00 小同心クラック1P目

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通常の1P目を2Pに分けたので、1P目はクラックに入る手前で切った。

09:00-09:25 小同心クラック2P目

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小同心クラック2P目

09:25-09:45 小同心クラック3P目

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小同心クラック3P目

09:45-10:15 小同心クラック4P目

小同心の頭から横岳山頂直下まではコンテで進む。
横岳山頂直下の岩壁で少しだけロープを伸ばし、横岳山頂に到着。

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横岳山頂直下

10:45-11:05 横岳

大同心南稜取り付きに向けて、稜線と大同心のコルからルンゼを下り大同心南稜取付へ。

11:30-12:00 大同心南稜1P目

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大同心南稜1P目

12:00-12:30 大同心南稜2P目
13:00-14:20 雲稜ルート最終ピッチ

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大同心雲稜ルート最終ピッチを登るパーティ

元々このピッチは登るつもりではなく、アブミも持ってきていなかったが、
目の前にして「なんか、行けるんじゃない?」というノリで登ってみることに。

大同心の頭から懸垂でドーム基部に戻れるので、荷物は基部にデポ。
取り付いてみるとやはり難しい。スリングで A1 して、なんとか小同心の頭に抜けることができた。

15:30 赤岳鉱泉

赤岳鉱泉に戻ってからは夜遅くまで宴会。

湯河原

Category : フリークライミング
【日程】12/30
【場所】湯河原
【メンバー】k田、Kり、T田(記)、会外者
【形態】フリークライミング

年納めクライミング行ってきました。

年末の湯河原は大盛況。
桃源郷でアップしようと思っていたのに、桃源郷は溢れんばかりの人で地獄絵図と化していたのでオリンパスの丘へ。
オリンパスの丘自体はガバだらけの心安らぐクライミングが出来るけれど、オリンパスの丘までの道のりがしんどい。最近歩く事を拒否している私にとってはオリンパスの丘、まじしんどい。



その後は思い思いのルートを楽しむ。
私の最近の目標であるゲイシャワルツはまさかの6人待ち。それでも待ってトライするも、歯が立たない。
右手で取らなければいけないのに左手が出てしまう。分かっているのに左手が出る。単純に脳みそが溶けているのか、左手が出る呪いにかかっているとしか思えず、三回同じミスをして諦めた。早く呪いを断ち切りたい。
K田さんはあっさり2ピン目まで登る。K田先輩、登ってないから体力ないとか言いながらさすがっす。私が初めて触った時どれだけ落ちたことか。

K田さんKりさんはアリババをトライ。一度目にテンションかけてしまったのが悔しかったのか、このままでは年を越せないという事で、時間をおいて再度トライしていた。さすがはK田先輩、あっさりRP。年越し。Kりさんは惜しくもテンションをかけてしまった。でもすごい惜しかった!
私は近くのアニーを触ってみる。行けるっしょ!っと思ったのに3ピン目から上がれない。無様だ。自分のヌンチャクを回収する為にいそいそとトップロープを自らかけ、いそいそと回収しに再度登るというちょっと意味不明な行動をとる。


(梅の花が咲いてました。今から咲いて後々どうするんだろう)

最後の最後まで遊んでヘッテンで下山。

年納めクライミングのはずが、相変わらず宿題を増やすだけ増やしてしまった年納まらないクライミングだった。
来年はもっともっと登りたいし、強くなれますよーに!

水無川水系 デトノオオナデ沢

Category : 沢登り
【日程】10/30
【場所】上越、水無川水系 デトノオオナデ沢
【メンバー】3人
【形態】沢登り





【30日】晴れ
駐車地点(06:30)─(06:45)十二平登山口─(08:15)デトノアイソメ(08:20)─(08:55)120m滝1・2段目(09:10)─(09:20)120m滝3段目(10:50)─(11:40)赤茶けたスラブ(12:50)─(12:55)荒山(13:25)─(16:05)デトノオオナデ沢出合─(16:20)デトノアイソメ─(17:30)十二平登山口─(17:45)駐車地点

沢納め山行したいけれど寒いのは嫌だということで、登攀系の沢としてデトノオオナデ沢に行くことにした。
大学時代の登山サークル3人でのOB山行となった。

前夜発で東京を出発し、越後三山森林公園の駐車場で幕営。宴会。

翌朝、越後三山森林公園からさらに林道を車で進み、オツルミズ沢を越えてすぐの駐車できるスペースまで。この林道は多少荒れているので SUV が良い。

十二平から右岸の踏跡を追っていくと、沢に降りて踏跡が見当たらなくなったため、ここから沢沿いかと思い、沢靴を履く。沢を少し進むとゴルジュ状の場所に出た。この季節に泳ぎたくはないので、高巻くことができないか左岸を登ってみたが、ちょっと悪そうなので戻ることに。右岸にピンクテープを発見し、再び踏跡に乗ることができた。さらに踏跡を進むと次第に藪っぽくなってきたため、広い河原状となっているポイントで沢に降りる。

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暫らくゴーロ歩きを続けていくと、デトノオオナデ沢が見えた。下部の120m滝と上部の赤茶けたスラブが見えている。

デトノアイソメから東不動沢に入り、すぐに西不動沢出合とデトノオオナデ沢出合が現れる。デトノオオナデ沢に入ると5m滝と10m滝があり、右岸を登ったが泥々で悪く、意外と怖い。

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120m滝の基部に到着。3段で構成されているが、1段目と2段目はロープ不要。

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3段目の1P目50mは結構立っており、ヌメリもあるのでロープを出す。ビレイ支点に使えそうなリスを探すのに苦労したが、なんとかナイフブレード1本を効かせることができた。M氏リードでスタート。プロテクションは信頼できるものはほとんど取れず、剥がれかけた岩角、細い灌木、ほとんど効いていないハーケン、抜けそうなナッツ、最後の最後に安心できそうなカムといった具合だった。ヌメリがあり、安心できるホールドも少なかったので緊張した。2P目50mは難しくはないが、足場の悪いところでロープ畳むのも、ということでロープを引きずって120m滝上部に抜ける。

暫らく地味な沢歩きを続けると、開放的な赤茶けたスラブに到着。ただし、前日の雨で染み出しが多く濡れており、またこの季節は北面にあるこのスラブには日が当たらず、赤茶というより黒光りしている。

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しかし、次第に高度を上げていくと上部は乾いている箇所が多く、比較的快適に登ることができた。稜線直下までスラブは続いているが、最後の最後は枯れた草付きで滑りやすかったので、あえて灌木帯から稜線に抜ける。

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せっかくなので、すぐ近くの荒山ピークに登り、越後駒ヶ岳、中ノ岳、八海山、また周囲の沢を眺めた。特に関門ノ滝や幣ノ滝は稜線から見ても立派で、沢の目標がまた一つ増えてしまった。

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荒山で30分もまったり過ごしてしまったが、よくよく考えると時間に余裕が無いということに気が付き、急いで下山。

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下山は鉱山道尾根を利用するつもりで、それっぽい踏跡を降りていったが、踏跡は尾根ではなく小さな谷に降りてそのまま下っていく。ピンクテープがあり、三山岳友会と書かれていたので、鉱山道尾根とは別に道が付いているみたいだった。しかし、そのままこの谷を降りてしまうと東不動沢への下降が困難そうであり、また東不動沢自体の下降も難しそうであったため、1050m地点で鉱山道尾根方面へ藪を突っ切ってトラバース。これまでの下降路もそうだったがドロや枯れた草などで異常な程滑る。M氏は諦めてシリセードで降りていくことも。ほとんど、灌木や雑草などにぶら下がりながら、もしすがるものがなければバイルを土に刺しながら降りるような状態だった。それでも、降りるに従って道の状態は良くなり、鎖やトラロープなども出てきた。東不動沢に降りるポイントは草付きをずり落ちるようにして鉱山道尾根の下降が終了した。今回の山行の核心は下降路だった。

下山後は金城の里で泥を流し、その近くの中華料理屋で3人とも麻婆豆腐つけ麺なるものを食べて、帰京。

稲子岳南壁

Category : アルパインクライミング
【日程】09/3-5
【場所】八ヶ岳、稲子岳南壁
【メンバー】2人
【形態】アルパインクライミング





【3日】晴れ時々曇(夜間に一時雨)
ミドリ池入口(06:35)─(07:55)しらびそ小屋(08:45)─(09:30)稲子岳南壁基部─(10:45)右ダイレクトルート(懸垂下降含む)(13:00)─(13:20)オーバーハングルート(懸垂下降含む)(14:30)─(14:50)左ダイレクトルート(18:30)─(19:45)しらびそ小屋

前夜24時に東京を出発し、稲子湯で車中泊。
起床して、6時半に駐車場を出発。

こまどり沢の水場で水を汲もうと思ったが、飲んでみると酸っぱくて不味い。
しらびそ小屋で水をもらうことにした。

しらびそ小屋で不要な荷物をデポし、稲子岳南壁へ向かう。
しらびそ小屋ではリスが餌付けされているのか、小屋の脇で餌を食べていた。

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登山道から稲子岳南壁へは、2,110m 地点の疎林となった箇所から登山道を外れて北北西へ進む。所々赤テープがある。
暫く進むと、ガレの押し出しのような場所が現れるので、これを登って行く。

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稲子岳南壁全体像。赤線は今回登ったライン。左から、左ダイレクトルート、オーバーハングルート、オーバーハングルート右の無名ルート、右ダイレクトルート、凹角ルート。ルート名が正しいかどうかは不明。

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右ルートだと思うが、ボルトは見当たらない。カムやハーケンも使用できなさそうであったため、このルートは取り付かなかった。

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右ダイレクトルート。ロープの流れを良くしようとした結果、左右のロープが離れ過ぎてしまい、フォローの際にロープが灌木に絡まってしまい苦労した。途中のトラバース箇所でピッチを切った方が良い。

右ダイレクトルート終了点では、リングボルトを打ちたし、懸垂支点を構築。

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オーバーハングルート。取り付きに新しいリングボルトが2つ打ってあった。恐らく、ソロの人が打ったものと考えられる。新しいリングボルトは左ダイレクトルートの基部にも2つ打ってあった。

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左ダイレクトルート1P目。凹角は上部で藪っぽくなるため、右のフェースを登る。

左ダイレクトルート2P目は上昇バンドを登る。特に難しい箇所は無いがロープの流れが悪くなってしまった。

左ダイレクトルート3P目は一旦少し戻ってから凹角を登って行く。これも特に難しい箇所は無い。

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左ダイレクトルート4P目。

南壁を抜けると電気柵があるが、電気柵沿いに西へ進んでいくと一部柵を外して通過できる箇所がある。そこからは踏み跡に沿って登山道へ向かう。



【4日】晴れ
しらびそ小屋(06:30)─(07:10)稲子岳南壁基部─(08:00)凹角ルート(懸垂下降含む)(10:30)─(10:50)無名ルート(懸垂下降含む)(13:00)─(13:30)稲子岳南壁基部─(14:00)しらびそ小屋(14:40)─(15:25)ミドリ池入口

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2日目。みどり池と稲子岳。

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凹角ルート。乗っこす箇所はハンドジャムが良く効く。

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凹角ルート終了点のピナクルにリングボルトを打ち、スリングをリングボルトに通して、スリングが外れないように懸垂支点を構築。

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オーバーハングルート右の無名ルート。取り付きはオーバーハングルートと同じ。途中から右の凹角へと向かうが草付きの箇所が多くて嫌らしい。上部はハンドサイズのクラックがあり、良く効く。

下山後は星空の湯りえっくす。登山者には似合わないリゾートホテルの綺麗な温泉で汗を流して帰京。