別山岩場右岩稜・剱岳チンネ左稜線

Category : アルパインクライミング
【日程】08/13-15
【場所】北アルプス、別山岩場右岩稜・剱岳チンネ左稜線
【メンバー】5人
【形態】アルパインクライミング





【13日】晴れ
みくりが池(08:20)─(08:50)雷鳥沢キャンプ場(09:15)新室堂乗越(09:30)─(10:15)剱御前小舎(10:25)─(10:35)剱沢キャンプ場(11:05)─(11:55)1P目開始─(12:10)1P目終了─(12:40)2P目終了─(13:10)3P目終了─(13:45)4P目終了─(14:30)剱沢キャンプ場(15:00)─(16:40)真砂沢ロッジ

前夜東京発。扇沢の市営無料流駐車場は午前3時前時点では満車となっていた。
山の日祝日で既に入山している人が多かったのかもしれない。扇沢で仮眠。

起床後にアルペンルートで室堂へ。
室堂からは新室堂乗越経由で剱沢に向かう。

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剱沢キャンプ場から剱岳。

剱沢に不要な荷物をデポし、別山岩場の取り付きへ向かう。
中央稜の取り付きから別山岩場を右へ回りこんで行き、ちょっとしたチムニーを登り別山岩場右岩稜取り付きへ。
ただ、日本登山体系によると「最初は右稜末端のコブのようなものを登る。」とあるので、本来の1P目を巻いてしまったらしい。

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右岩稜1P目。快適なスラブから始まり、小ハングを越えてからカンテ沿いを登る。

右岩稜2P目は簡単な岩稜。

右岩稜3P目は浅いクラックが何本もあるフェースから始まり、その後はナイフエッジとなる。

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右岩稜4P目。簡単な岩稜。

別山北尾根を下り、別山北尾根の肩から剱沢キャンプ場へ戻る。
剱沢キャンプ場からは真砂沢ロッジへ向かう。

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この年は雪渓が無くなるのが早く、剱沢は既に夏道と使う。



【14日】晴れ
真砂沢ロッジ(01:15)─(01:50)長次郎谷出合(02:00)─(04:30)池ノ谷乗越─(04:50)三ノ窓(05:15)─(05:45)チンネ左稜線取付(06:10)─(06:35)2P目開始─(07:05)3P目開始─(07:35)4P目開始─(07:55)5P目開始─(08:20)6P目開始─(08:35)7P目開始─(08:55)7P目終了(その後、休憩と順番待ち)─(09:30)8P目開始─(10:15)9P目開始─(10:40)10P目開始─(11:10)11P目開始─(11:30)11P目終了(その後、懸垂支点までの移動)─(11:40)チンネ頂上─(12:30)八ツ峰Ⅶ・Ⅷのコルからの懸垂終了(13:00)─(13:25)熊の岩─(15:20)真砂沢ロッジ

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長次郎谷を登るが、途中で雪渓が途切れるため、シュルンドの狭い箇所から右岸へ乗り移る。

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池ノ谷ガリーを下る。ガレガレで足を置くと周辺のガレが一斉に滑りだすことも。メンバーの間隔を開けて通過。

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三ノ窓で日の出。

三ノ窓からチンネ左稜線取り付きまで真っ直ぐにアプローチすると小さな雪渓を2回程トラバースすることになる。面倒臭がってアイゼンを履かなかったので、雪渓トラバースに緊張したり、雪渓を避けて上や下に回り込んだりで、結果的に時間がかかってしまった。

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チンネ左稜線1P目。凹角の登り。

チンネ左稜線2P目は快適なフェース。

3P目でバンドを行き過ぎてしまい、誤ったルンゼを登り、正規ルートから外れてしまった。このピッチで新版日本の岩場の4P目終了点近くまで一気に進む。

チンネ左稜線4P目は草付きリッジで面白くない。

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チンネ左稜線5P目。

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チンネ左稜線7P目。左にはクレオパトラニードル。正面にはチンネ上部がそびえ立つ。
次は核心ピッチとなるが、その前に休憩を取り、後続パーティに先を譲ったため順番待ち。

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チンネ左稜線8P目。核心の鼻。小ハングを左に乗り越える箇所が核心と言われているらしいが、ここは得に難しくなかった。それよりも、乗り越えた後がスタンスがツルツルしていて怖かった。

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高度感と開放感があり気持ちがいい。

チンネ左稜線11P目でチンネ頂上。11P目はロープを50m延ばしたが、懸垂支点まで10m程足りなかった。
チンネ頂上から1回懸垂下降し、北方稜線とクレオパトラニードルのコルを通過して八ツ峰Ⅶ・Ⅷのコルへ。
八ツ峰Ⅶ・Ⅷのコルからは長次郎谷へ懸垂下降。

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Ⅶ・Ⅷのコルの懸垂下降後に長次郎谷を下る。不安定で気を使う。



【15日】雨
真砂沢ロッジ(08:45)─(09:05)長次郎谷出合─(09:25)平蔵谷出合─(10:45)剱沢キャンプ場─(11:25)剱御前小舎(11:55)─(12:25)雷鳥沢キャンプ場(12:45)─(13:15)室堂

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室堂に向けて真砂沢ロッジを出発。

北岳バットレス第4尾根主稜

Category : アルパインクライミング
【日程】07/17-18
【場所】南アルプス、北岳バットレス第4尾根主稜
【メンバー】2人
【形態】アルパインクライミング





【17日】小雨

白根御池小屋(04:00)─(05:55)C沢D沢出合─(06:30)第5尾根支稜取付(07:10)─(09:00)下部リッジ取付(09:20)─(10:30)第4尾根主稜取付(つるつるクラック)─(13:20)マッチ箱─(15:50)登攀終了─(16:25)北岳─(16:40)八本歯のコル─(18:00)白根御池小屋泊

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第5尾根支稜1P目

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下部リッジ

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マッチ箱手前のリッジ

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マッチ箱の懸垂下降

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マッチ箱懸垂後のコーナー

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【18日】晴れ

白根御池小屋(08:20)─(09:50)広河原

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白根御池小屋から北岳

明神岳東稜

Category : アルパインクライミング
【日程】04/29-05/01
【場所】北アルプス、明神岳東稜
【メンバー】2人
【形態】積雪期バリエーション





【29日】曇のち晴

12:15 上高地バスターミナル
・天気予報は雨だったので今日は上高地で停滞するかもと考えていたが、上高地に着いてみると曇で、歩いているうちにすぐに晴れてきた。

13:00 明神館
・養魚場の横の小さな沢を渡り、下宮川谷を登り宮川のコルへ向かう。かなりしっかりとした道が付いている。

14:15 宮川のコル

・宮川のコルからは上宮川谷を横断してヒョウタン池へ。ここは例年雪崩の危険地帯となるが、今年は雪が非常に少なく雪崩の心配は無い。ただし、落石には注意が必要。

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15:30 ひょうたん池幕営

・テント設営後の空き時間を利用し、ヒョウタン池近くの岩場でアイゼントレ。

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【30日】晴のち雪(朝は気温-10度)

04:50 ひょうたん池
・ところどころ雪が残っており、雪は固かったが、トレースが付いていたのでノーアイゼンで出発。

05:50 第一階段
・特に難しくはないが、第一階段の下は急な雪渓となっているため、万が一滑落すると完全アウトなので、念の為ロープを出す。階段上の草付きを登る。
・第一階段の後も急な雪壁と草付きがしばらく交互に続く。

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08:10 バットレス

・核心の一枚岩の手前にも岩壁があるがこれは左の草付きから巻く。ここで急な雪壁のトラバースがあるのでアイゼン装着。

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・核心の一枚岩に取り付いているパーティに追いついた。4人の1パーティのみであまり待ち時間は無かった。

・下部のスラブは中央と上り、その後右の凹角沿いを登った。スタンスが少なめなので少しピリッとしているが、岩は固く快適。快晴の下、3,000m級でのクライミングは気持ちがいい。

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・核心後は雪壁を登り、明神岳主稜ルートに合流。

09:30 明神岳

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・奥明神沢のコル手前の岩稜では懸垂中や懸垂待ちのパーティがいたが、我々はクライムダウンということで先を行かせてもらう。ここ実はクライムダウンという程もなく、歩いて下れる。

10:25 奥明神沢のコル
・時間はまだ余裕があるので、不要な荷物は奥明神沢のコルにデポして前穂高岳ピストン。
・振り返ると登ってきた明神岳東稜のラインが綺麗に見える。

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11:35 前穂高岳

12:40 奥明神沢のコル
・天気予報通り、この頃から天気が悪くなり始めた。

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14:00 岳沢小屋幕営
・テン場は小屋側で整備できていないとのことで幕営料は無料だった。
・ラッキーなことに、ちょうど1張分の幕営跡があったので、そこを利用。
・別パーティと合流し宴会。



【1日】曇

08:55 岳沢小屋
・みんな早い。昨日、みんな「疲れた」と言っていたが、あれは嘘だったらしい。

09:55 河童橋

・松本駅で蕎麦屋に入り乾杯。

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茂倉岳北西尾根

Category : 雪山
【日程】03/05-03/06
【場所】上越、茂倉岳北西尾根
【メンバー】3人
【形態】積雪期バリエーション



今年は雪が少なく春の訪れは早い
2月はラッセルが大変なので3月に設定したが
五月連休に来ているような暖かさと雪の量で
とんがってはいなかったが両日好天に恵まれた山行となった



【3/5】晴れ

土樽(6:00)~1384m(10:25)~1550m核心下(11:45)~1780m雪洞泊(15:10)

暖かい日が続くので、茂倉谷の渡渉が厳しいものになるかと思ったが
三歩程流水を歩き、あっさりと尾根に取付く
ずぼずぼとしまらないザラメ雪にペースは上がらない
尾根の針葉樹の根に足をとられわかんもアイゼンも意味なし

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北西尾根の様子

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灌木の急斜面が近い

核心の灌木の急斜面を1ピッチ久保田トップで上がると
きれいな雪稜と思ったら、這松や笹が顔を見せ
ひざ下のラッセルが続く

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灌木の急斜面を登るフォロー

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灌木の急斜面の後のナイフリッジ

日帰りをあきらめ、適当な雪庇に雪洞を掘った
雪庇に掘ると大抵は風がしのげるが、南風で入口のツエルトが揺れる

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雪洞

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夕日



【3/6】晴れ

1780m(6:10)~(7:15)茂倉岳(7:45)~矢場の頭(9:20)~土樽(11:00)

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出発

雪は締まらず、アイゼン不要ツボ足で山頂へ展望最高

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茂倉岳から谷川岳

下りのみアイゼンつける避難小屋は屋根だけ顔を見せる
稜線はカモシカの足跡が進路を示してくれる

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万太郎山、仙ノ倉山、平標山を眺めながら下山

矢場の頭は北面トラバース、樹林帯の尾根もずぼずぼと踏み抜き溜息
1200m辺りから山スキー向きの尾根をとぼとぼと下り
関越トンネルの入り口脇に下山

西穂高岳西尾根

Category : 雪山
【日程】01/09-01/10
【場所】北アルプス、西穂高岳西尾根
【メンバー】3人
【形態】冬合宿、積雪期バリエーション



【1/9】晴れ

車で仮眠後バス停&トイレにて準備、雪が降っていたが出発時には止んでいた。

6:25 出発
薄いトレースに沿って林道を歩く。

7:35 穂高平
西尾根へのトレースと思いきやトレッキングの様で途中から東へ有刺鉄線を超える。
いきなりの激坂、笹藪が歩きづらい。

10:00 1946m
若干平坦になるも踏み抜きに注意する。

13:00 2400m幕営地
テント設営後第一岩峰偵察。

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第一岩峰基部より西穂高岳〜西穂独標の稜線

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第一岩峰を試しに直登

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夕日



【1/10】雪

7:10 幕営地出発
出発前に先行者がいたがすぐ追いつく。
昨日の偵察で第一岩峯は左へまくも柔らかい雪でハイマツにつかまりながらジャンクションピークへ。

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第一岩峰を背にジャンクションピークへ

8:40 ジャンクションピーク
2739mピーク、時々晴れ間も見えるが風が強く時々振られたがフィックスロープもあり順調に頂上へ。

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ジャンクションピークから西穂高岳へ

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山頂直下の岩場

10:35 西穂高岳山頂
ガスで方向わかりづらい。
西穂高山荘からの先行者の微かなアイゼンのトレースをたどるも追いついて先行するも、違う尾根に行きそうに。

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西穂高岳山頂

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奥穂高岳方面

12:30 西穂高山荘
時々地図を確認しながら山荘到着。
時間も早いので下山することに。
グリセードしながら西穂高口へ。

15:00 駐車場